年金記録について
1.年金手帳にも数種類あるのはご存知ですか?
現在の年金手帳は表紙が青色です。また平成8年までに手帳が交付されている方はオレンジ色になって
いて、それ以外にも手帳形式ではなく『被保険者証』と呼ばれる紙の加入証書などもあり、様々な種類が
存在しますので、注意が必要です。
なお、職場によっては本人に代わって、年金手帳を預かっているところもあります。

2.「ねんきん特別・定期便」について
5000万件という「浮いた年金記録」を正しい持ち主のもとへ記録を補正するため、昨年より
「ねんきん特別便」が送付されています。
年金記録問題への対応については、平成19年7月5日の政府・与党とりまとめ「年金記録に対する
信頼の回復と新たな年金記録管理体制の確立について」及び平成19年8月に厚生労働省において
策定した「年金記録適正化実施工程表」に基づき対策が進められているところですが、これらの対策の
中心として位置付けられるのが、「ねんきん特別便」です。
「ねんきん特別便」は、社会保険庁で把握している年金の加入記録をお知らせし、記録の漏れや
間違いがないかをご確認いただくものですが、まず第1段階として、平成19年12月から
平成20年3月にかけて、基礎年金番号に統合されていない記録と基礎年金番号で管理されている
約1億人の記録とのコンピュータ上での突合せの結果、記録が結び付く可能性がある約1030万人の
方に対して青色の封筒で送付されています。
平成20年度においては、第2段階として、上記以外のすべての方を対象として、4月から5月にかけて
年金受給者(約6200万人)の方に緑色の封筒で「ねんきん特別便」が送付されております。
この取り組みに関しては、市町村、経済団体、企業等との協力・連携の下に、国を挙げた体制で
年金記録の確認等を推進し、記録等の統合を進めることとされ、平成20年6月以降、第2号被保険者に
送付する「ねんきん特別便」については、原則事業主経由にて実施することとされたところです。
平成21年度からは、原則として対象者の誕生月に年金記録、見込み額、標準報酬月額などが
記載された「ねんきん定期便」が発送されています。
3.記録の確認について
届いた記録をまずはご確認ください。
昔のことで記憶が曖昧だ、給料額を覚えていない・・・
<ねんきん特別便サンプル>
<最初に確認をお願いする事項>
① 住所・名前・生年月日に間違いはありませんか?
② ③欄~⑦欄
お勤めの記録、国民年金納付の記録 をご確認ください。
・最初に記載された会社より以前に勤務した会社はありませんか?
・会社と会社の間に勤務した会社はありませんか?
・最後に記載された会社より後に勤務した会社はありませんか?
③ ⑧欄
国民年金納付済月数と、加入月数に差はありませんか?
厚生年金制度や国民年金制度の開始時期、共済組合の加入などによりご本人の記憶と
記載されている記録が異なる場合があります。
また、ご結婚などにより名字に変更があった方、名前の読みを間違え易い方なども記録が
別に存在される場合があります。
「記録は心配だけど社会保険事務所にはなかなか足が向かない・・」
「体調がすぐれないので行くことが出来ない」
「社会保険事務所は遠くて行くことが出来ない」
「以前も、社会保険事務所で相談したが、記録は無いと言われた」
こういったお話を伺うことも本当に多く、社会保険事務所においてのみ確認をお願いするだけでは
皆様の不安を解消出来るとは思えません。
現在、全国の社会保険労務士会や市町村役場、商工会議所などでも年金相談が定期的に
行われております。 まずはお電話やFAX、メールにて相談をされては如何でしょうか。